私たちの想い

和みのひとときに、あんに込めた想い

昔から、祝いの場や集いの場ではあんこを使った和菓子が食べられてきました。

ひとたび家族や友人が集まれば「このあんこおいしいね」と笑顔が花ひらき会話が弾みます。

人と人との和みのひとときに、ほっくりとおいしいあんこを届けたい。

そのような想いを胸に、1931年の創業以来、埼玉という地で原料や製法にこだわったあんを作り続けてきました。

製餡所を営む中で出会った生産者の方々、お取引様の方々とともに歩み、昔からの変わらぬ味を守っていく一方で、これからの時代に合わせた新しいあんを創っていきます。

素材の味がいきる上品な甘さ

あんこは、小豆や砂糖などの農作物から作られています。

シンプルな材料だからこそ、使われている原料の味と質であんこのおいしさが決まります。そのことを身をもって知っている私たちは、素材の味をとても大切にしています。

ときには、トラックに乗って生産者のもとへ向かい、原料を引き取り、今しか食べることができない旬の味を探求することも。

生産者の方々のこだわりや想いを木下製餡のあんに詰め込めるように。何度も何度も試作を重ねては、味を作り込んでいます。

地域の方々と創る「あんイベント」

“製餡所だからこそ伝えられる、あんのおいしさ・楽しさ・面白さ”をコンセプトに、
2021年から『あんフェす』と題した工場直売のイベントを行っています。

地域の和菓子屋さんやパン屋さんなど、お取引様の皆様にもご協力いただき、ここでしか食べれない「作りたてのもの」「旬のもの」を活かした限定商品を販売しています。

私たち作り手側にもお客様との交流が生まれ、新たな発見や嬉しさをいただいています。イベントを通し、あんこの魅力を一人でも多くの方に感じてもらい好きになってもらえたら幸いです。

あんづくりを通した豊かさの提供

お客様に喜んでいただくあんをつくるには、社員をはじめ、生産者の方々、お取引先の方々が豊かになれるような、持続可能なあんづくりが大切だと考えています。

地域に根差した製餡所という基本姿勢を大切にしながらも、新たな取り組みとして、海外の方にも日本のあん文化を知っていただこうと様々な施策に挑戦しています。

雑豆を甘くして食べる文化のない国もある中で、国々の嗜好・味覚にあわせたあんづくりを模索。

風土豊かな日本素材の味と、丁寧な商品づくりの精神をお届けしていきます。

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